介護職員の退職理由は”制度”にあった

職員が活き活きと働ける職場作り、地域No.1職員事業所になるための制度作りについて、日々の活動をつづっております。

経営理念は必要です

昨日、所属している経営者団体で経営理念の勉強会がありました。

 

このブログは、【介護職員の退職理由は”制度”にあった】というタイトルなのですが、結論を先に言ってしまうと、その”制度”とは、”経営理念”のことなのです。

 

もちろん、経営理念だけでは抽象的すぎるので、その肉付けとして、経営ビジョン、経理方針、経営戦略、経営計画、アクションプランと作成して、アクションプランで日々の行動と振り返りをしながら、今年の経営計画の目標達成を目指すものです。

 

したがって、経営理念がなければ、経営計画もできないことになります。

なぜならば、経営理念は、当社がこの社会に存在する意義だからです。

なんのために、当社は営業をしているのか、お金儲けのため?もちろん利益が出なければ単なるボランティアであり、職員へ給料を払うこともできませんね。

 

でもなんのために、会社がここに存在し、この会社で職員が働いているのでしょうか。

儲けるため?

そうではないですよね、例えば、利用者の笑顔のため、あたたかい地域となるように貢献したいため、高齢者社会といえども明るい未来を作るのため、などお客様や地域や未来に貢献したいためですよね。

 

そのような崇高な理念に基づいて、会社の数年後のビジョンや方針があり、今年の計画があります。

そして、その計画を達成するためにPDCAサイクルを回しながら日々行動し、その結果、売り上げや利益に繋がるのです。

 

昨今は、どこも職員不足に陥っております。

一方で、比較的よい職員が応募にくる事業所もあります。

何が違うのでしょうか。

それは、事業所の理念がしっかりしていて、効果的にアウトプットできているからです。

もちろん、そこで働く職員にも理念が浸透していることも必要です。

 

そのような職員募集を見た人は、”こんな事業所でぜひ働いてみたい!”と思います。

だから応募も多くなるのです。

このブログは、【介護職員の退職理由は”制度”にあった】とのタイトルですが、よい職員が定着する職場も同じなのです。

したがって、よい人が多く応募にくる事業所とよい人材が定着する事業所は同じなのです。

 

経営理念とはどのように考え、作るのかも今後書いていきたいと思います。